• Dokkyo Collective against Security-related-acts

    STOP 安保法制

    獨協大学有志の会

  •  

    安全保障関連法の廃止を求める

    獨協大学有志の声明

     

     

    2015年11月4日

     9月19日、参議院本会議において安全保障関連法案が可決されました。私たちは、立憲主義、民主主義、平和主義のすべてを侵犯するこの法案の成立に抗議し、その速やかな廃止を求めるとともにその声を一層広めていく決意です。

     本法制の最大の問題は、憲法違反である集団的自衛権の行使を容認していることです。現政権は、大多数の憲法学者の違憲との見解をまったく考慮に入れることなく、議会さえ通せばよいという姿勢を押し通すことによって、この法制を成立させました。これは、どのような多数党によるいかなる政策であれ、いかなる立法であれ、憲法の枠の中でしかおこなうことができないという立憲主義の原則に真っ向から反するものです。9月19日以来、日本では、憲法の最高法規性が損なわれているという異常な状況が続いています。これは、法治国家としてはありえない事態であり、この状況を正すためにも安保法制は廃止されなければなりません。

     また、本法制は審議の手続きにおいても、民主主義のコンセンサスを徹底的に破壊しました。国会では多数を恃んで不誠実で非論理的な答弁を繰り返し、審議をすればするほど法案の瑕疵が明らかになりました。首相自身が「国民の理解が得られていない」と認めざるをえない状況の中で強行された「採決」は、議事録すら確認できないものでした。各地に広がっていた反対運動はもとより、法制に反対であった6割以上の国民、そして、本国会で成立させるべきでないとしていた8割に及ぶ国民の声までが無視されました。

     本法制は、時の政権の判断によって、際限のない自衛隊の海外武力行使を可能にするものです。二度と戦争はしないと誓った憲法の精神を破壊し、「戦争ができる国」へと道を開くものです。私たちはこのような国づくりに反対します。戦後七十年、日本は今こそ「戦争をしない国」として国際社会に貢献する道を提示するべきです。

     言葉を軽んじ、国民をかえりみず、人間の命と尊厳を踏みにじる現政権の態度をこれ以上許しておくことはできません。

     私たち獨協大学の有志は、安保関連法の成立に抗議し、同法を直ちに廃止することを強く求めます。そして、この国の主権者として、安保法制を廃止するためにあらゆる努力を続けてゆくことをここに宣言します。

     

     

     

    以上

     

     

     

  • 署名フォーム

  • 賛同人一覧

    総計253人

     

    【呼びかけ人 】38名

    青山愛香(ドイツ語学科) 東孝博(言語文化学科)  阿部明日香(フランス語学科) 新井孝重(経済学科) 

    安間一雄(言語文化学科) 上田浩二(ドイツ語学科) 上野直子(英語学科) 大重光太郎(ドイツ語学科) 

    岡田圭子(経済学科)  岡村りら(ドイツ語学科)  小川健(法律学科) 香取徹(経営学科) 

    川村肇(言語文化学科) 北野収(交流文化学科)  工藤達也(ドイツ語学科) 黒田多美子(ドイツ語学科) 

    古関彰一(法律学科) 酒井府(ドイツ語学科) 下川浩(ドイツ語学科) 鈴木英一(英語学科)  

    高橋輝曉(ドイツ語学科)  谷口亜沙子(フランス語学科) 筒井伸保(フランス語学科) 徳永光(法科大学院) 

    二宮哲(言語文化学科) 花本広志(法科大学院) 林英一(言語文化学科) 平田周(フランス語学科)  

    平田由紀江(言語文化学科) 府川謹也(交流文化学科) 福島薫(職員) 本田浩邦(経済学科)  

    安井美代子(英語学科) 矢羽々崇(ドイツ語学科) 山本英政(交流文化学科) 横地卓哉(フランス語学科) 

    若森榮樹(フランス語学科) 和田保子(職員)

     

    【賛同人】215人

    【教員】(名誉教授、退職者含む)108名

    浅岡千利世(英語学科)

    浅山佳郎(言語文化学科)

    飯島一彦(言語文化学科)

    飯島優雅(経営学科)

    飯田文枝(経営学科)

    石井保雄(法律学科)

    伊豆田俊輔(ドイツ語学科)

    板場良久(英語学科)

    市川須美子(法律学科)

    一之瀬高博(国際関係法学科)

    井上たか子(フランス語学科名誉教授)

    上村敏郎(ドイツ語学科)

    A.ヴェルナー(ドイツ語学科)

    J.ウェンデル(英語学科)

    右崎正博(法科大学院)

    臼井芳子(言語文化学科)

    梅津正樹(言語文化学科)

    江花輝昭(フランス語学科)

    海老沢達郎(交流文化学科)

    大藤紀子(国際関係法学科)

    岡田真弓(経済学科)

    岡村圭子(言語文化学科)

    落合佐枝(言語文化学科)

    折笠真美(経済学部)

    柿田秀樹(英語学科)

    柿沼義孝(ドイツ語学科)

    片山亜紀(英語学科)

    金井満(ドイツ語学科)

    兼田信一郎(言語文化学科)

    金泰植(言語文化学科)

    金熙淑(言語文化学科)

    木村佐千子(ドイツ語学科)

    呉浩東(言語文化学科)

    兒島峰(言語文化学科)

    小島章子(言語文化学科)

    小島優生(言語文化学科)

    小西卓三(英語学科)

    小林哲也(経営学科)

    是澤克哉(言語文化学科)

    斉藤毅(言語文化学科)

    桜井より子(ドイツ語学科)

    櫻井悠美(言語文化学科)

    佐々木恵理(経済学科)

    佐藤勘治(言語文化学科)

    柴田平三郎(総合政策学科)

    柴田耕太郎(交流文化学科)

    島田啓一(交流文化学科)

    清水由理子(英語学科名誉教授)

    沈元燮(言語文化学科)

    白砂佐和子(言語文化学科)

    鈴木朝美(経営学科)

    鈴木隆(フランス語学科)

    鈴木道彦(フランス語学科名誉教授)

    須永和博(交流文化学科)

    A.ゾーリンジャー(英語学科)

    園部明彦(英語学科名誉教授)

    高橋雄一郎(交流文化学科)

    田川憲二郎(交流文化学科)

    武田明子(言語文化学科)

    武信彰(国際教養学部)

    立田ルミ(経営学科)

    千代浦昌道(経済学科)

    辻田麻里(ドイツ語学科)

    東郷公徳(英語学科)

    常盤僚子(フランス語学科)

    徳永潤二(経済学科)

    豊田宣是(経済学科)

    長瀬理英(国際環境経済学科)

    中野隆史(経済学科)

    中村公子(フランス語学科)

    成嶋隆(国際関係法学科)

    野村武司(法科大学院)

    原成吉(英語学科)

    M.ビティヒ(ドイツ語学科)

    平井文子(経済学科)

    廣田愛理(フランス語学科)

    福田有美(経営学科)

    福田美雪(フランス語学科)

    降旗直子(言語文化学科)

    古田善文(ドイツ語学科)

    G.べギリスタイン(言語文化学科)

    堀いづみ(経営学科)

    前田直子(ドイツ語学科)

    前田裕司(法科大学院)

    Ch.マクマヒル(経営学科)

    松橋麻利(フランス語学科)

    松丸壽雄(言語文化学科)

    丸浜昭(言語文化学科)

    水林ミシェル(フランス語学科)

    宮崎礼二(経済学科)

    宮村重徳(ドイツ語学科)

    本橋エレン(英語学科)

    守田逸人(言語文化学科)

    森永卓郎(経済学科)

    安井一郎(言語文化学科)

    柳重雄(法科大学院)

    山崎夏絵(フランス語学科)

    山下裕歩(経済学科)

    山本淳(ドイツ語学科)

    湯浅博雄(フランス語学科)

    依田珠江(言語文化学科)

    P.ラゴ(言語文化学科)

    金熙淑(言語文化学科)

    渡部重美(ドイツ語学科)

    ほか匿名5名

     

    【職員・元職員】60名

    青木祥子

    朝倉将彦

    五十嵐浩子

    生澤佳奈子

    井越行子

    石井純司

    石坂裕美子

    石橋正邦

    板倉三智子

    大場勢津子

    片桐桂

    片柳延子

    金澤一央

    兼田博美

    川口恵子

    河村紹子

    上林恵子

    久津見諒

    小玉耕平

    後藤朱美恵

    小林恭子

    佐藤威洋

    篠原貴士

    進藤麗子

    鈴木京子

    高島豊

    高野一人

    玉之内美香子

    津村京子

    戸賀崎有子

    中川よし子

    中西裕子

    中村千代子

    中村真希子

    延藤博隆

    半田剛士

    平松美保

    藤波伸子

    藤原規彦

    堀佑二

    萬谷衣加

    三村ゐき子

    安井美和

    矢内暁子

    山添紀子

    横田滋世

    若林美奈子

    渡辺純子

    ほか匿名11名

     

    【学部学生】6名

    片山商幹(国際教養学部言語文化学科)

    伊藤楓(国際教養学部言語文化学科)

    廣瀬知子(フランス語学科)

    ほか匿名3名

     

    【大学院生】1名

    保坂千鶴子(ドイツ語学専攻)

     

    【卒業生】22名

    岩堀雅己(ドイツ語学科)

    内海さくら(ドイツ語学科)

    大嶋秀夫(経済学部)

    金子佳代(ドイツ語学科)

    河内美智代

    熊谷正昭(フランス語学科)

    酒井美愛(ドイツ語学科)

    鷹巣秀子(英語学科)

    武井彩子

    竹内(東)綾乃(ドイツ語学科)

    田澤明男 (ドイツ語学科)

    田中紀子(ドイツ語学科)

    坪井由美子(英語学科)

    行川直子(ドイツ語学科)

    藤田哲夫

    松尾左知子

    向川原悠吾(英語学科)

    室麻衣子(英語学科)

    山口高彦

    渡辺憲昭
    渡辺友子

    ほか匿名1名

     

    【その他】(18名)

    青柳智江(草加市民)

    飴谷喜久江(黒田教授の友人)

    石塚正英(東京電気大学)

    井原正則(獨協地域と子ども法律事務所)

    岩田三男(東京都公立学校教員)

    緒方義広

    楠秀樹(東京電機大学、埼玉大学人の会)

    黒木朋興 (他大学教員)

    小泉和美(NPO法人理事)

    亀川是子(学校職員)

    小玉有一(右崎正博先生の都留文科大学社会学科憲法ゼミのゼミ生)

    斉藤洋子(埼玉県民)

    澤崎泰彦

    田沢明男

    谷口洋子

    渡辺 雅之(獨協大学ゲスト講師)

    ほか匿名2名

     

     

    【メッセージ】
    各自に可能なポジションで倦まず弛まずの運動があればこそ、STOP安保法制の目標に到達できるでしょう。

    空気ではなく、憲法を読もう。(卒業生)

    教育に関わる者として、趣旨に賛同いたします。安保法制の廃案を求めます。

    安保法制は安倍政権の暴政の最たるものです。現政権は民主主義社会のルールをことごとく破り、様々な自由の制限を公然となすことで国民一人一人に自由と民主主義の形骸化を印象付ける最悪の政権です。自由民主党ではなく、非自由非民主の党、あるいは自由と民主を破壊する党となった政権与党は、一度徹底的に解体せねばなりません。がんばりましょう。

     

    10期卒です。平和な日本に生まれ育ち、この平和を次の世代に引き継いで欲しいと願って頑張って来たのに… 生かされているうちにできるだけのことをしたいと思っています。

     

    子供たちの未来に不安を残すような戦争法案は決して許してはなりません。

     

     

    大学という場からこのような声明が出されることを、一学生として嬉しく大変ありがたく思います。(学部生)

     

     

    絶望しない!あきらめない!(卒業生)

     

     

    声明文に全面的に賛同します。(教員)

     

    憲法を守ることを子どもたちに教えられる大人になるためにがんばりましょう。(職員)

     

    「声明」に賛同いたします。戦争ができる条件を整える政府に対し、国民の側が戦後70年日本が戦争をしてこなかったことの意味と、これからの日本の国際貢献の在り方について理解を深め、抗議のうねりを上げていけることを期待します。(教員)

     

    立憲主義を守りましょう。(教員)

     

    私は憲法を読めば自衛隊自体が憲法違反だと思っています。
    先の戦争で亡くなった方々が願い、私たちが希求する平和とは力で制する、周囲の思惑で左右されるものだったのでしょうか。

     

    過去に軍部が力を持ち、政治を牛耳ってしまう形となったのを反省していないというのは大きな過ちです。徴兵はしない、自国から戦争を仕掛けるようなことはしない。それがずっと続くと誰が保証できるのでしょうか?もし、自衛隊が過去の軍のようになってしまったら…?かつて戦争で亡くなった方、親族の方たちのためにも、憎しみの連鎖は終わらせるべきです。(学部学生)

     

     

    安保関連法の審議や採決のやり方は、民主主義の根幹を揺るがす、横暴で違法なものでした。この関連諸法は、成立の手続きについても、また、内容においても、自由と民主主義を重んじる立場からは、全く認めることは出来ません。獨協大学の皆さまと、この関連諸法の廃案を目指して、頑張りましょう。(教員)

     

     

    今日は上野でも、署名、カンパをしてきました。小さな力も、一歩から、ファイト。

     

     

    声明に賛同いたします。今回の法案可決はあまりにも強引でした。選挙で勝てば何をしてもよいと言わんばかりの政府を見過ごすわけにはいきません。安保法制そのものについてはいろいろな考え方があってよいと思いますが、きちんと議論を重ね、多くの国民の理解を得たものにする必要があるでしょう。(教員)

     

     

    戦前の空気を知っている私は、現在の日本が一九三〇年代の社会にそっくりであると感じます。特に危険なのは言論の自粛ムードと、それを強制する政府や、ネットを含む右翼の声高な脅迫的言辞です。そんな風潮に屈することなく、主張すべきことをどこまでも主張し続けることが必要だと痛感しています。(名誉教授)

     

    内容もさることながら、あれほど強引なやり方でいつの間にか決まってしまった法案など認められるべきではありません。声明に賛同いたします。母校でこのような活動が活発に行われていることを非常に嬉しく思います。(卒業生)

     

    いつの間にか防衛装備庁なるものが設置されている。この国は、戻るべきではない道に、再び戻っている気がしてならない。(職員)

     

    戦争反対。(学部学生)

     

    憲法に反する行動をとる内閣と、その行動を監督し止めることのできない国会に対して、選挙できちんとした態度を有権者として示しましょう。まずは参院選です。(弁護士)

     

    国は、そこで暮らす国民が作るものです。一方的に反対派を押さえつけるような権力者の姿勢と、自分の保全のため、事実に目をそらし、容認してしまう人々に反対を表明するため、この活動に賛同し、署名します。(学部学生)

     

    普通の人たちが、選挙に行くことが当たり前に、政治を語ることが当たり前になって、みんなが幸せになる国や世界を作っていくことが当たりな空気を、7月10日の参議院選に向かって、作っていきたいと思い、署名をしました。

     

    「安保法制」と言わずに「戦争法」と表記してください。その方がこの法制の本質を言い当てているからです。
    戦時体制に持っていこうとしている安倍政権は、実際に戦争が起こって自衛隊員や民間人、他国人に死者が出た場合、真っ先に責任を取ることから逃げ出すでしょう。それは、今現在行っている様々な諸施策でも明らかです。戦争法の中身、決め方のとても貧しいことは昨年の動きからでも明らかです。一個人の思想(安倍さんの戦争やりたがる考え)を否定することは出来せんが、その考えが他人にどれだけ迷惑なのか知らしめていかなければいけません。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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    http://urx.nu/n78G

     

     

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    12月16日(水)17:30より

    「自由と民主主義のための学習会」

    第一回が開催されました。

    講演の動画はこちらにアップされています。

    当日の配布資料はこちらから。

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    2016年1月29日(金)17:30より

    「自由と民主主義のための学習会」

    第二回が開催されました。

    講演の動画はこちらこちらから。

    当日の配布資料(中野先生右崎先生)も

    ご覧ください。

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    2016年3月10日(木)17:30より

    「自由と民主主義のための学習会」

    第三回が開催されました。

    講演の動画はこちらから。

    冒頭がすこし欠けていますが、

    当日の配布資料を見れば追ってゆけます。

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    2016年4月27日(水)17:30より

    「自由と民主主義のための学習会」

    第四回が開催されました。

    講演の動画はこちらこちらから。

    当日の配布資料()もダウンロードできます。

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    2016年5月25日(水)17:30より

    「自由と民主主義のための学習会」

    第五回の動画は、

    本編質疑応答篇に分かれています。

    前半すこし欠けていますがご覧ください。

     

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